Google広告で画像表示オプションを7ステップで設定する|表示条件と不承認の回避ポイントまで押さえよう!

Windowsが起動したノートパソコンを操作する手
Google広告

検索広告に画像を添える「画像表示オプション(画像アセット)」は、同じ広告文でも見た目の情報量が増え、クリックされる理由を作りやすくなります。

一方で、そもそも設定メニューが見当たらない、審査に落ちる、表示されないといったつまずきも起きやすい機能です。

本記事では、管理画面での追加手順から、表示の前提条件、推奨サイズ、運用での改善手順までを、実務目線で整理します。

  1. Google広告で画像表示オプションを7ステップで設定する
    1. ステップ1:まずは画像アセットの位置を見つける
    2. ステップ2:追加する階層を決める
    3. ステップ3:スクエア画像を必須セットとして用意する
    4. ステップ4:推奨比率の横長もセットで準備する
    5. ステップ5:画像をアップロードして切り抜きを調整する
    6. ステップ6:審査ステータスを確認して反映を待つ
    7. ステップ7:表示実績と指標で「効いているか」を判断する
  2. 表示されるための条件を先に押さえる
    1. 利用要件に達しているかを確認する
    2. 表示面と配信先のイメージを持つ
    3. 表示が保証されない仕組みを理解する
    4. 要件を短時間で見直す早見表を作る
  3. 画像の仕様と入稿規定で失敗を減らす
    1. 必須の比率とサイズを把握する
    2. 規定を外さないための要点リスト
    3. セーフエリアを意識して切り抜き事故を避ける
    4. 公式ヘルプで規定の最新版に当たる
  4. 成果に繋がる画像の作り方を組み立てる
    1. 検索意図に合わせて主題を一つに絞る
    2. 広告文と画像の役割分担を決める
    3. 改善を回すためのテスト観点を持つ
    4. 運用で使える指標の見取り図を作る
  5. 表示されない・不承認の原因を短距離で潰す
    1. 審査ステータスと理由を最初に確認する
    2. ロゴや文字入り画像で弾かれるケースを避ける
    3. 配信設定の見落としを短い項目で点検する
    4. 原因別の対処を早見表に落とし込む
    5. 最終的に「表示されない」を受け入れる判断軸
  6. 要点を押さえて画像アセットを運用に組み込もう

Google広告で画像表示オプションを7ステップで設定する

ダッシュボード画面を表示するノートパソコンのクローズアップ

画像表示オプションは「追加するだけ」で必ず出るものではなく、設定階層と素材要件を押さえるほど成功率が上がります。

ここでは、初めてでも迷いにくい順番で、設定の流れを7つの段取りとしてまとめます。

ステップ1:まずは画像アセットの位置を見つける

画像表示オプションは、現在は「画像アセット」として扱われ、管理画面のアセット領域から追加する流れが基本です。

画面左メニューの「キャンペーン」配下にある「アセット」や、広告の編集導線から到達できる構成になっています。

メニュー名はアップデートで表記が揺れることがあるため、見当たらない場合は画面内検索で「アセット」「画像」を探すと早いです。

ステップ2:追加する階層を決める

画像アセットは、アカウント、キャンペーン、広告グループといった複数の階層で紐づけられます。

広く効かせたいなら上位階層、訴求を変えたいなら広告グループ階層というように、目的から選ぶのが実務的です。

同じ検索語でも、商材カテゴリやLPが違うなら階層を分けたほうが画像の関連性が上がりやすくなります。

ステップ3:スクエア画像を必須セットとして用意する

画像アセットはスクエア(1:1)の画像が前提になり、まずは正方形素材の準備が最重要です。

後から横長も足せますが、最初にスクエアを揃えると審査と表示の両面で進行がスムーズになります。

撮影素材が横長しかない場合は、重要要素が中央に来るようにトリミング前提で作ると事故が減ります。

ステップ4:推奨比率の横長もセットで準備する

横向き(1.91:1)は必須ではないものの、掲載面の広がりや見え方の選択肢が増えやすい比率です。

スクエアだけで開始して、表示機会が少ないと感じたら横長を追加する順番でも問題ありません。

ただし後追い追加は審査の待ち時間が再び発生しうるため、最初から両方作るほうが運用は楽です。

ステップ5:画像をアップロードして切り抜きを調整する

アップロード時にトリミングや切り抜きの調整ができるため、画像の主題が欠けないように見直します。

文字量の多い画像や、余白が大きすぎる画像は、視認性が落ちたり審査で弾かれたりしやすい点に注意が必要です。

ブランドのロゴを強く押し出すより、商品や利用シーンが直感で伝わる素材のほうが検索広告では相性が良い傾向です。

ステップ6:審査ステータスを確認して反映を待つ

画像アセットにも審査があり、追加直後は「審査中」などの状態になって即座に表示されないことがあります。

管理画面のステータス表示から、承認、制限付き、または不承認のどれに該当するかを確認できます。

不承認の場合は理由が紐づくため、該当箇所を直して再提出する流れに切り替えるのが近道です。

ステップ7:表示実績と指標で「効いているか」を判断する

画像アセットは設定しても必ず表示されるとは限らないため、まずは表示回数やクリックの変化で判断します。

広告文・入札・マッチタイプなど他要素も同時に動くため、変更をまとめすぎずに段階的に比較するのが安全です。

目立つだけでなく「検索語の意図に合う絵」になっているかを最優先で点検すると、改善の打率が上がります。

表示されるための条件を先に押さえる

分析ツールが表示されたノートパソコンとグラフデータの画面

画像アセットは、設定すれば必ず出る機能ではなく、アカウントの状態やカテゴリの制約で利用可否が左右されます。

まずは「使える状態か」「どこに出るのか」を整理しておくと、表示されない原因の切り分けが速くなります。

利用要件に達しているかを確認する

画像アセットには、アカウント開設からの経過日数や、運用実績などの要件が設定されています。

具体的には、アカウント作成から一定期間が経ち、過去28日以上の費用発生などが条件として挙げられています。

要件を満たしていない場合は、設定項目が出ない、あるいは追加できても表示が安定しないといった事象が起こりえます。

表示面と配信先のイメージを持つ

画像アセットは、Google検索に加え、検索パートナー(AFS)経由でYouTube検索にも配信される場合があります。

そのため、検索広告の運用でも「検索結果の見え方」が一種類ではなくなる点を前提に設計します。

掲載面が広がる分、画像の意味が直感で伝わるかが成果に直結しやすくなります。

表示が保証されない仕組みを理解する

画像アセットはオークションや掲載枠の都合で表示されるかどうかが決まるため、常時表示の保証はありません。

表示が少ないときは、画像だけを疑うのではなく、広告ランクに影響する入札や品質、関連性も同時に見直します。

表示が出た日と出ない日の差を、検索語・デバイス・時間帯で切り分けると改善に繋がりやすいです。

要件を短時間で見直す早見表を作る

「設定はできるのに出ない」場合は、要件・配信先・審査・入稿規定の順で潰すと迷いにくいです。

確認観点 要件/配信先/審査/素材
よくある詰まり 利用要件未達/検索パートナー未設定
最初の対処 ステータス確認/素材差し替え
次の打ち手 横長追加/関連性の高い画像へ変更

画像の仕様と入稿規定で失敗を減らす

分析ツールが表示されたノートパソコンとグラフデータの画面

画像アセットは、比率や最小サイズなど「素材側の条件」が明確で、ここを外すと不承認や表示の弱さに繋がります。

先に規定に合わせて作っておくと、作り直しの手戻りが減り、テストサイクルが回しやすくなります。

必須の比率とサイズを把握する

スクエア(1:1)は必須で、最小300×300、推奨1200×1200が基準になります。

横向き(1.91:1)は推奨で、最小600×314、推奨1200×628がよく使われる目安です。

ファイル形式はPNGやJPGが一般的で、上限ファイルサイズの制約もあるため書き出し設定に注意します。

規定を外さないための要点リスト

制作担当や外注が関わる場合は、事前に要点を短いリストで共有しておくと差し戻しが減ります。

  • スクエア1:1を必ず用意
  • 横長1.91:1は追加推奨
  • 最小ピクセルを下回らない
  • ファイル容量の上限を守る
  • 主題は中央寄せで作る

セーフエリアを意識して切り抜き事故を避ける

重要な要素は中央寄せにし、切り抜きや表示枠の変化で主題が欠けないように設計します。

特に人物の顔、商品のロゴ位置、価格タグのような重要情報が端に寄ると、表示パターンによって欠けやすくなります。

素材が一枚しかない場合でも、中央80%を意識して余白と主題のバランスを整えると安全です。

公式ヘルプで規定の最新版に当たる

画像アセットの仕様は更新される可能性があるため、運用中も公式情報に当たる癖を付けると安心です。

画像のフォーマット要件は、Googleのポリシーヘルプ側にまとまっているため、制作前に一度確認しておくと手戻りが減ります。

参考として、公式の要件ページは画像アセットのフォーマット要件で確認できます。

成果に繋がる画像の作り方を組み立てる

自然の壁紙が映ったデュアルモニターとウッドデスクの作業環境

画像アセットは「きれいな写真」だけでは伸びにくく、検索語の意図と一致するほどクリックの理由が強くなります。

広告文と画像で同じメッセージを繰り返すのではなく、画像で補足できる情報を意識すると設計が楽になります。

検索意図に合わせて主題を一つに絞る

画像の情報量が多いほど、検索結果の一瞬では伝わりにくくなり、結果として訴求が弱まります。

検索語が「価格」「比較」「事例」など何を求めているかを読み取り、画像は主題を一つに絞るほうが反応を取りやすいです。

たとえばサービス全景より、利用シーンや成果物のイメージのほうが具体性が出る場合があります。

広告文と画像の役割分担を決める

広告文で強みを言い切り、画像では「その強みが想像できる材料」を見せると、内容の整合性が上がります。

同じ言葉を画像に文字で載せるより、商品・スタッフ・店内・施工後など、実体の雰囲気を出すほうが有利になりやすいです。

検索広告では誤解が生じる画像が逆効果になりやすいため、誇張やイメージ先行は避けます。

改善を回すためのテスト観点を持つ

画像を変えるときは、どこを変えたのかが後で分かるように、テスト観点を先に決めておくのが効率的です。

  • 主題:商品/人物/利用シーン
  • 背景:無地/現場/屋内外
  • 距離:寄り/引き
  • 季節感:通年/期間限定
  • 信頼要素:実物写真/イメージ画像

運用で使える指標の見取り図を作る

画像アセット単体の良し悪しは、クリック率だけでなく、クリック後の行動も合わせて見たほうが判断が安定します。

指標 CTR/CVR/CPA/表示回数
良化の例 CTR上昇+CVR維持
注意の例 CTR上昇+CVR低下
次の一手 検索語と画像の一致度を上げる

表示されない・不承認の原因を短距離で潰す

ノートパソコンのキーボードのクローズアップ

画像アセットは、素材規定・ポリシー・配信設定・オークション要因が絡むため、原因を一つずつ切り分けるのが近道です。

ここでは「ありがちな詰まり」を先回りして、再発しにくい対処の考え方を整理します。

審査ステータスと理由を最初に確認する

不承認や制限付きになっている場合、そもそも配信されない、または表示が大きく制限されます。

管理画面で該当アセットのステータスを開き、理由のラベルを確認してから修正に入るほうが早いです。

審査ステータスの見方は広告とアセットの審査ステータスでも確認できます。

ロゴや文字入り画像で弾かれるケースを避ける

画像アセットは、画像上の文字やロゴの扱いで不承認になりやすいとされ、制作時点での回避が重要です。

ブランド要素を入れたい場合は、画像に焼き込むのではなく、広告文やアセットの別機能で補うほうが安全です。

特にコラージュや空白の多い画像は、主題が伝わりにくくなりやすいため注意が必要です。

配信設定の見落としを短い項目で点検する

審査が通っていても、キャンペーンや広告グループが停止している、終了日が過去になっているなど、基本設定の見落としで表示されないことがあります。

  • キャンペーン:有効
  • 広告グループ:有効
  • 広告:有効
  • 開始日:未来になっていない
  • 終了日:過去になっていない

原因別の対処を早見表に落とし込む

調査のたびに迷わないように、原因と対処をペアで持っておくと運用が安定します。

症状 非表示/表示が少ない/不承認
主因の例 要件未達/関連性不足/素材違反
一次対応 ステータス確認/素材差し替え
再発防止 制作テンプレ化/階層設計の整理

最終的に「表示されない」を受け入れる判断軸

すべて整えても、オークションや掲載枠の都合で画像が常に出るとは限らない点は現実として残ります。

その場合は、画像に固執するより、検索語の精度、広告文の訴求、LPの整合性を上げたほうが伸びるケースもあります。

画像は強い武器ですが、主役はあくまで検索意図への適合であることを基準に判断すると迷いません。

要点を押さえて画像アセットを運用に組み込もう

オレンジの花とパソコンが置かれたデスクのクローズアップ

画像表示オプションは、設定手順だけでなく、利用要件・表示面・素材規定まで含めて整えるほど成果に繋がりやすくなります。

まずはスクエア必須の素材を用意し、必要に応じて横長も追加し、審査ステータスを確認しながら表示実績で判断する流れが堅実です。

表示が少ないときは、画像だけを疑わず、検索語との一致や広告ランクに関わる要素も含めて切り分けると改善が速くなります。

小さく作って小さく変え、結果が出た型を横展開することで、画像アセットは運用の安定装置として機能し始めます。