Google広告の設定はどこにある?目的別の行き先がすぐ見つかる!

MacBookとノート、スマホが置かれた落ち着いた作業スペース
Google広告

Google広告を触り始めたときに一番つまずきやすいのが、設定画面の場所が分散していることです。

同じ「設定」でも、キャンペーン側にあるものと、右上のツール側にあるものと、料金側にあるものが混ざります。

さらに表示モードやUI更新で、メニュー名や並びが少し変わって見えることもあります。

そこで本記事では「何を設定したいか」から逆引きして、どこへ行けば良いかを整理します。

探している項目が見つからないときの近道も、後半でまとめて紹介します。

Google広告の設定はどこにある?

木目のデスク上に置かれたMacBookとiPhoneのミニマルな配置

Google広告の設定は、主に「左メニュー」「右上のツール」「料金」「管理者」に分かれています。

まずは目的をひとつ決めて、その目的に最短で辿り着ける入口を覚えるのがコツです。

キャンペーン

配信の骨格となる設定は、左メニューの「キャンペーン」周辺に集約されています。

入札戦略や予算、配信地域、広告の表示スケジュールのように、配信結果に直結する項目が中心です。

設定を探すときは、対象のキャンペーンを選んでからタブを切り替える流れを意識すると迷いにくくなります。

キャンペーン単位の設定は、同じ名前の項目でも広告グループや広告側には存在しないことがあります。

場所 左メニューのキャンペーン
主な目的 配信方針の決定
よく使う設定 予算/入札戦略/地域/スケジュール
迷いやすい点 階層の選択漏れ

広告グループ

配信対象を細分化して管理したいときは、キャンペーン配下の「広告グループ」側を見ます。

検索広告ならキーワードと広告文の組み合わせを分け、意図ごとに最適化するための単位になります。

「同じキャンペーン内で成果の良いグループだけ伸ばす」など、運用の手触りに直結する場所です。

設定項目の一部はキャンペーン設定と似ているため、どちらを直すべきか混同しやすい点に注意します。

場所 キャンペーン配下の広告グループ
主な目的 意図別の最適化
よく使う設定 配信対象の整理/入札の調整
迷いやすい点 キャンペーンとの役割違い

キーワード

検索広告の「どの検索語句に反応するか」は、左メニューの「キーワード」で設定します。

マッチタイプの選び方で配信の広がり方が変わるため、意図せず無駄クリックが増えたときの見直しポイントになります。

除外キーワードも同じエリアで管理できるため、成果を落とさずに無駄を削る動きがしやすくなります。

「キーワードが原因なのか、広告文やLPが原因なのか」を切り分けるためにも、場所を固定して覚えると便利です。

場所 左メニューのキーワード
主な目的 検索意図の制御
よく使う設定 マッチタイプ/除外キーワード
迷いやすい点 広告グループ単位の切替

広告

見出しや説明文、アセット類など「見せ方」に関わる設定は、左メニューの「広告」にまとまります。

検索広告でもP-MAXでも、入力必須の項目や推奨アセットが増える傾向があるため、作成画面の導線を把握しておくと作業が早くなります。

配信が伸びないときに、アセット不足や組み合わせの弱さが原因になっているケースも少なくありません。

同じ広告タイプでも、キャンペーン目的によって編集できる項目が異なるため、作成画面の注意表示も確認します。

場所 左メニューの広告
主な目的 クリエイティブ作成
よく使う設定 見出し/説明文/画像/アセット
迷いやすい点 広告タイプで項目が変化

ツール

計測や連携など、アカウント横断で使う設定は、画面右上の「ツール」から辿るのが基本です。

コンバージョン、GA4連携、タグ関連など、成果計測の核となる要素が集まりやすい入口です。

「配信の設定は左」「計測と連携は右上」と分けて覚えるだけでも、探す時間が減ります。

見当たらない場合は、表示モードや権限の問題でメニューが出ていない可能性も考えます。

場所 右上のツール
主な目的 計測/連携/共有設定
よく使う設定 コンバージョン/リンク/タグ
迷いやすい点 モードや権限で非表示

料金

課金や支払い方法など、お金に関する設定は左メニューの「料金」にまとまります。

支払い方法の変更、請求関連の確認、プロモーションコードの管理などはここから辿るのが最短です。

運用担当が複数いる場合、支払い周りだけは権限が限定されていることがあり、メニューが見えないケースもあります。

「広告は作れるのに請求情報だけ触れない」ときは、権限付与の見直しが必要です。

場所 左メニューの料金
主な目的 請求と支払い
よく使う設定 お支払い方法/請求処理状況
迷いやすい点 権限不足で見えない

管理者

アカウント名やアクセス権限、通知、セキュリティのような管理系は「管理者」に集約されます。

「誰が触れるか」「通知をどう受け取るか」など、運用を安定させるための土台づくりに効く場所です。

設定が見つからないときに、実は管理者側の権限やリンクが原因だったということもあります。

初期段階で最低限ここだけ整えると、あとでトラブルが起きにくくなります。

場所 左メニューの管理者
主な目的 権限/通知/セキュリティ
よく使う設定 アクセスとセキュリティ/通知
迷いやすい点 担当者ごとの権限差

最初に整える設定だけ先に決める

自然の壁紙が映ったデュアルモニターとウッドデスクの作業環境

メニューを全部理解しようとすると、情報量が多くて前に進みにくくなります。

最初は「配信できる状態にする設定」だけを優先すると、迷いが減って学習も速くなります。

開始前に決めておくべき前提

広告の目的が決まらないまま設定画面を歩くと、必要な項目が増えたように感じて混乱しがちです。

まずは「何を増やすか」「成果地点はどこか」「月の上限はいくらか」を一度言語化します。

この前提があると、設定の取捨選択ができて、画面上の選択肢が急に整理されます。

逆に前提が曖昧だと、推奨設定に引っ張られて狙いがブレやすくなります。

決めること 目安 迷ったとき
成果地点 問い合わせ/購入 最短で事業に効く行動
月の上限 許容できる範囲 学習用に小さく開始
対象地域 商圏に合わせる 広めから絞る

タイムゾーンと通貨

アカウント作成直後に見落としやすいのが、タイムゾーンと通貨の扱いです。

この手の項目は、後から変更できる範囲が限られることがあるため、最初に一度だけ確認しておくと安心です。

レポートの集計日付がズレると、成果の比較が難しくなり、運用判断が鈍ります。

迷ったら、日本国内向けなら基本は日本時間と日本円を前提に考えると整合が取りやすいです。

  • タイムゾーン
  • 通貨
  • 請求先の国
  • レポートの集計基準

支払い情報

配信そのものが始められない原因として多いのが、支払い関連の未設定や制限です。

支払い方法の登録や請求の状態確認は、左メニューの「料金」から辿ります。

運用担当者が支払い設定を触れない場合は、権限が原因になっていることもあるため注意します。

初期設定の段階で「料金メニューのどこを見れば良いか」だけ把握しておくと、配信停止の復旧が速くなります。

確認項目 見る場所 起きやすい問題
お支払い方法 料金 未登録/期限切れ
請求の状態 料金 保留/制限
プロモーション 料金 適用条件未達

アクセス権限

複数人で運用するなら、設定の前にアクセス権限を整える方が結果的に早いです。

広告運用は「見えるはずのメニューが見えない」ことが起きやすく、原因の多くが権限や役割にあります。

誰が編集して誰が閲覧だけにするかを決めると、事故を防ぎながら作業分担ができます。

支払い周りやセキュリティは特に、担当者を限定して運用ルールを作ると安定します。

  • 管理者の追加
  • 役割の割り当て
  • 二段階認証
  • 通知の受け取り先

ツールから辿る計測と連携の設定

オレンジの花とパソコンが置かれたデスクのクローズアップ

成果を判断できない状態で配信を続けると、何を直せば良いか分からなくなります。

右上のツールにある計測・連携の設定を先に押さえると、改善の打ち手が作りやすくなります。

コンバージョン

広告の成果地点を「計測できる形」に落とし込むのがコンバージョン設定です。

設定場所は右上のツール内にあり、測定関連のカテゴリから辿るのが基本です。

何をコンバージョンにするかが曖昧だと、最適化が違う方向へ進み、成果が伸びにくくなります。

最初は重要な成果地点を少数に絞り、計測の精度が担保できてから拡張すると運用が安定します。

設定項目 意図
成果タイプ 購入/問い合わせ 最適化の軸
カウント方法 すべて/1回 評価の基準
計測方法 タグ/インポート 実装の選択

GA4とのリンク

行動データを深く見たい場合は、GA4とGoogle広告の連携を整えるのが近道です。

連携ができると、分析の幅が広がるだけでなく、オーディエンス活用など運用面の選択肢も増えます。

ただし連携は「権限」「同じGoogleアカウントでの管理」「プロパティ選択」など前提条件で止まりやすいです。

作業前に管理権限が揃っているかを確認すると、設定画面を行ったり来たりせずに済みます。

  • リンク設定
  • 権限の確認
  • データ共有
  • オーディエンス活用

タグ関連

計測の実装に不安があるなら、タグの状態を一度一覧で把握すると安心です。

タグの導入方法は複数あり、サイト側の構成や運用体制によって向き不向きが変わります。

どの方法を採るにしても、成果地点で正しく発火しているかを確認できる導線を持っておくのが重要です。

タグが二重に入っていたり、別のイベントを拾っていたりすると数値が歪むため、最初に整えておきます。

方式 特徴 向いている状況
直接設置 シンプル 実装が軽い
GTM 管理が容易 更新が多い
インポート 既存計測を活用 別ツール中心

拡張計測

オンラインだけでなく、電話や対面などの成果も追いたい場合は、拡張計測の選択肢を検討します。

オフラインの成果を結び付けられると、広告の評価がより実態に近づき、改善の優先順位が付けやすくなります。

一方で入力ルールやデータの欠損があると、期待したほど活用できないこともあります。

まずは運用で継続できる範囲から導入し、データ品質が担保できたら広げる考え方が現実的です。

  • オフライン連携
  • 電話の成果
  • 拡張コンバージョン
  • データ品質の管理

配信が伸びないときに見直す設定ポイント

木目のデスク上に置かれたMacBookとiPhoneのミニマルな配置

広告が出ない、出ても伸びないときは、クリエイティブより先に設定の詰まりを疑うと復旧が速いです。

よくある詰まりは「予算」「入札」「審査」「計測」「ターゲティング」のどれかに集約されます。

広告が出ない原因

配信ゼロのときは、設定ミスというより「制限がかかっている」状態の可能性があります。

キャンペーンのステータス、予算、入札、審査状況を順に見ていくと、原因が絞れます。

特に開始直後は、審査待ちや支払い設定の制限が重なって、見た目では分かりにくいことがあります。

焦って設定を変え続けると学習が安定しないため、原因を一つずつ確定させてから手を入れます。

  • キャンペーンが停止
  • 予算が極端に小さい
  • 入札が強すぎる制約
  • 審査が保留

予算と入札

配信が少ないときは「予算不足」だけでなく、入札戦略の相性が原因になることがあります。

目標設定が厳しすぎると、参加できるオークションが減り、表示自体が絞られます。

逆に広げすぎると無駄クリックが増えるため、状況に合わせた段階的な調整が必要です。

変更するときは、何を変えたかを記録して、効果の切り分けができる状態を作ります。

現象 よくある原因 見直し方針
表示が少ない 入札が厳しい 目標を緩める
費用が使えない 配信対象が狭い 条件を広げる
無駄が多い 広すぎる配信 除外を追加

審査とポリシー

広告やサイトが審査で止まると、設定をいくら触っても配信が進みません。

審査状況は広告やアセットの画面で確認でき、理由が表示される場合は改善の方向も見えます。

同じ表現でも業種やLP内容によって判断が変わることがあるため、修正は一気にやり過ぎない方が安全です。

修正後は再審査の反映に時間差があるため、状況の更新を追える導線も押さえておきます。

  • 広告の審査状況
  • 不承認理由
  • LP側の修正
  • 再審査の依頼

変更履歴と通知

「いつから悪くなったか」を掴むには、変更履歴と通知の整備が効きます。

複数人で運用している場合、意図しない設定変更が影響していることもあります。

履歴が追える状態を作ると、原因究明の時間が減り、改善の打ち手が速くなります。

通知は多すぎても見なくなるため、重要度の高いものだけ受け取る設計が現実的です。

見るもの 目的 得られること
変更履歴 原因の特定 変更点の把握
通知設定 見落とし防止 制限の早期発見
権限管理 事故防止 編集範囲の統制

画面が変わっても迷わない探し方

Android画面を表示したデスクトップとワイヤレスキーボードのセットアップ

Google広告はUI更新が入りやすく、同じ設定でも入口が少し変わることがあります。

「場所そのもの」より「どの種類の設定か」を覚えると、変更があっても辿り着けます。

モードの違い

設定が見当たらないときは、表示モードの違いを疑うのが早いです。

簡易的な表示モードでは、ツール系のメニューが省略され、必要な設定が出てこないことがあります。

右上のアイコンやメニュー名が違う場合、操作できる範囲が異なる可能性が高いです。

目的が運用最適化に寄っているなら、詳細な設定が見える表示に切り替える価値があります。

  • 表示モード
  • ツールの有無
  • 省略されるメニュー
  • 切替の導線

新しいUIで動きやすい場所

UI更新で変わりやすいのは、右上ツールのカテゴリ分けや、料金メニュー内の項目名です。

「同じ目的の設定がまとまる」方向へ再編されることが多いため、目的から探す癖が役立ちます。

例えば請求関連は料金へ、計測は測定カテゴリへ、権限は管理者へというように分類が寄っていきます。

場所が変わっても、分類を覚えていれば辿り着くまでの手数は増えにくいです。

分類 代表的な中身 探す入口
計測 コンバージョン ツール
請求 お支払い方法 料金
管理 アクセス権限 管理者

メニュー内検索の使い方

「どこか分からない」を最短で抜けるなら、画面内の検索導線を使う発想が有効です。

設定名がうろ覚えでも、目的語で検索すると近い候補が出やすくなります。

ただし用語は日本語表記が揺れることがあるため、同義語でも試すと見つかりやすいです。

検索で辿り着いた先で、今後のために入口の分類を覚えると、次回からの速度が上がります。

  • 設定名で探す
  • 目的語で探す
  • 同義語で試す
  • 入口の分類を覚える

複数アカウントの切替

複数アカウントを扱っていると、同じ設定でも見え方が違って「場所が消えた」と感じることがあります。

実際は、対象アカウントを切り替えるだけでメニューが戻るケースも少なくありません。

特にマネージャー配下で運用している場合、権限と紐付けの影響が出やすくなります。

設定を探す前に「今どのアカウントを見ているか」を確認する癖が、迷子防止になります。

状況 起きがちなこと 対処の方向
複数アカウント 見え方が違う 対象を確認
権限が弱い メニューが省略 権限を見直す
マネージャー運用 切替で混乱 階層を固定

迷いを減らすために覚えておきたい要点

ノートパソコンのキーボードを操作する手のクローズアップ

Google広告の設定場所は、左メニューの配信設定と、右上ツールの計測設定、料金の請求設定、管理者の運用基盤に大きく分かれます。

最初に「何を設定したいか」をひとつに絞ると、入口が自然に決まって迷いにくくなります。

配信の挙動はキャンペーンと広告グループ、成果の判断はコンバージョンと連携、配信の継続は支払い設定が支えます。

画面が変わったと感じたら、まず表示モードと権限、そして対象アカウントを確認すると原因が見つかりやすいです。

探し当てた設定は、次回からのために「分類」と「入口」をセットで覚えると、UI更新にも強くなります。

設定を変えるときは、一度に多く触らず、変更点を記録して切り分けられる状態を保つと改善が速くなります。